2020年2月23日(日)、トレーニング兼ねて富士山の絶景を見に行こうということで雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳へ行って来た。
聞くところによるとかなり急登らしい。
最近、ヌルい登山というかハイキングばかりしていて体力が落ちているので大丈夫だろうか。
しかも当日の山頂付近の予報は晴れるものの、風速15mとか。
「風速ヤバくない?」
まぁ行けるところまで行ってみようっつーことで。
大絶景を拝んで来たので紹介したい。
当初の計画では鬼ヶ岳から更に足を伸ばし、節刀ヶ岳まで行くつもりだったのだが、強風と踏ん張りのきかないアイスバーンで結果的には鬼ヶ岳ピストンとなった。
<今回のメンバー>
てれってー、Mさんの計2名。
雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳とは
雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳は、それぞれ標高1710m、1738mの山である。
富士御坂山地の一角で、西湖の北側に面した稜線の中で一際目立った存在だ。
雪頭ヶ岳山頂は広々とした草地になっており、正面には西湖と富士山の大絶景が拝める。
西湖だけでなく、周辺の河口湖・本栖湖まで見える大パノラマ。
この草地に座って景色を眺めながら昼食をとる人が多い。
富士山の大絶景が見たいならおすすめ度No.1だ。
ちなみにNo.2は石割山で、大好きな山。
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そして黒岳も富士山の展望は最高だった。
(↑急登ツラかったけどまた行きたくなってる)
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鬼ヶ岳は、雪頭ヶ岳より北に位置する。
雪頭ヶ岳から20分程で縦走でき、こちらからは南アルプスや八ヶ岳、甲府盆地の方まで見えるので是非セットで行きたい。
山頂に鬼の角のような岩がニョキッと生えている。
この角のような岩が名前の由来なのかは…確かな資料が見つからなかった。
山頂はあまり広くなく、ご飯を広げてしまうと縦走ルートを邪魔してしまうのでおすすめしない。
ルート概要・トイレ情報
鬼ヶ岳登山口からほど近い西湖駐車場(無料)を利用。
清潔なトイレがある。
西湖キャンプ場を横切り、鬼ヶ岳登山道の案内標識に沿って行くと登山道に入る。
登山道に入ったら分岐はなくとにかくひたすら登ると雪頭ヶ岳。
雪頭ヶ岳から20分北に歩いて鬼ヶ岳。
で、ピストンで下山。

トイレは駐車場にしかないから済ませてから入山しようね。
ルート情報 | |
行動時間 | 5時間30分 |
内、休憩 | 約1時間 |
歩数 | 17,000歩くらい |
歩行距離 | 6.00km |
トイレの有無 | 有(駐車場のみ) |
温泉の有無 | 有(西湖周辺だと「富士西湖温泉 いずみの湯」や「富士眺望の湯 ゆらり」など) |
体力度 | |
難易度 | |
また行きたい度 |
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山行記録
最近、ハイキングレベルのヌルい登山ばかり続いた。
夏に向けてそろそろトレーニングを始めようかと。
つーことで、まぁまぁ急登の雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳へ行って来た。
西湖駐車場(無料)へ。
我々が到着した9:30頃には結構停まっていた。
トイレは綺麗。
西湖キャンプ場を横切って真っ直ぐ進む。
鬼ヶ岳登山道の案内標識に従って、直角に右折。
のどかな一本道。
目の前にこれから登る雪頭ヶ岳が見える。
「意外に高くない?」
「こりゃ急登だわ」
樹林帯に突入する。
とは言え、まだまだなだらか。
急に開けた場所に出る。
「ここにテント張れそうじゃない?」
「ダメだけどね」
雪頭ヶ岳への案内がある。
なるほど、ここから本格的な登山道になるわけだ。
山あるあるなんだけど、初っ端の階段で軽く洗礼を受ける。
沢の近くの岩ゴロゴロ地帯。
こういう場所はルートを見失いがちなんだけど。
左を見ると、クソでかい矢印が。
これは目立つわ…ありがたい。
誰かが積んだであろう意味のないケルン的な。
(むやみにケルンを積むのは環境破壊につながるらしいのでやめましょうとのこと)
デカい岩と道標。(10:08)
ここでスタートから約30分。
ひたすら登る。
緑といえば…苔くらいかな。
よいトレーニングだ。
急登っつっても、まぁやさしめな方かな。
岩に張り付くように氷が張って、滴る水滴が氷柱を作っている。
あぁこれは綺麗だ。
ちょっとしたロープ場が。
地面が砂地で滑りやすいので注意だけど、難しくはない。
ロープを使わず両手両足で登ると良い。
ついに雪頭ヶ岳山頂!(12:00)
山頂っぽい雰囲気じゃないので、数分間そこが山頂だと気付かなかった我々。
近くのオジサンに「ここが山頂だよ!笑」って教えてもらった。
だってこの看板、山頂標識だと思わなかったし。
いや~!この景色が見たかったんだわ!
お腹が減っているが。
さっきのオジサンに鬼ヶ岳からは甲府盆地の方まで見えるから行った方がいいよと言われて。
このまま縦走することに。
この縦走路のアイスバーンがめちゃめちゃ滑る。
チェーンスパイク装着したけど、全く利かないので何度か怖い思いをした。
鬼ヶ岳山頂直下には梯子がある。
鬼ヶ岳山頂到着!(12:40)
こっちはこっちで絶景だなおい!
で、雪頭ヶ岳にもどってカップラーメンをすすり…。
「足りねぇな」
「全く足りねぇな」
「下山して何か食べよう」
来た道を戻り、無事下山。(15:10)
そしてついでに鳴沢氷穴に行ってみた。
300円の入場料を払って。
貸出用ヘルメットかぶって。
途中すごく狭くなっているので、身体のおおきな人はツライかも。
感想・まとめ
事前にMさんから「急登だよ!キツいよ!」と脅されていたので覚悟していたが、距離は短いしそこまで修行じみた登りではなかったかな。
まぁ、キツかったけど。
下りで足痛くなってストック2本持ちしたけど。
つーことで、トレーニングの手始めとしてはナイスチョイスだったかな。
久し振りに翌日パンッパンの筋肉痛を味わいましたも。
今回使ったもの
チェーンスパイク
冬季の登山には必須アイテム。
冬季の低山の雪道やアイスバーンでの強い味方。
PENTAX KP
てれってーの本気カメラ。
防塵防滴なので冬のアウトドアでも大丈夫!