2019年3月30日。
例によってR嬢から「ミツバ岳行くけど来る?」とお誘いを受け「行く行く~!」と即答。
R嬢の山友さんのお仲間に加えていただくことに。
ミツバ岳と言えば、ミツマタの群落が有名で。
時期的にはちょうど満開を迎える頃である。
ということで、ミツマタを見にミツバ岳へ行って来たので紹介したい。
<今回のメンバー>
てれってー、R嬢、R嬢の山友さんとそのお仲間さんの計5名。
ミツバ岳とは
ミツバ岳は、西丹沢に位置し丹沢湖のすぐ横にある標高834mの山である。
先に述べた通り、ミツマタが群生していることで有名で、見頃を迎える3月下旬から4月上旬は多くの登山者が足を運ぶ。
ミツバ岳山頂だけなら、駐車場からのピストンで2時間もかからない。
超お手軽ハイキングが可能なせいか、ミツマタ目的のご高齢の団体がめちゃくちゃ多い。
ただ、登りも下りもかなり急な箇所が多々あり経験と技術が皆無の人なんかはそれなりにキツいかもしれない。
斜面が乾いた砂地なせいで、滑りやすいのもネックである。
まぁ、山歩きに慣れている人であれば全く問題ないだろう。
我々はピストンではもちろん物足りないので、権現山へ縦走し周回ルートを選択した。
ミツマタとは
ミツマタは冬には葉を落とす落葉性の低木で、3月から4月にかけて黄色いボンボリのような花を咲かせる。
枝が必ず3つに分かれる性質からミツマタと呼ばれているそうだ。
ミツマタの花には芳香性があり、甘すぎずちょっと…なんというか…エッジの効いた爽やかで良い香りがする。
群生していると、一体が香りに包まれうっとり夢心地になる。
また、強い繊維質を持つ樹皮は和紙の原材料として知られており紙幣にも使われているんだとか。
ミツマタが和紙の原材料として記録されている最も古いもので、徳川家康が将軍になる前の戦国時代。
ルート概要・トイレ情報
今回はメンバーさんの車で。
登山口近くの駐車場スタート。
バスの人は、小田急新松田駅から富士急湘南バスで「西丹沢ビジターセンター」方面行きに乗り「浅瀬入口」で降りる方法がある。
浅瀬入口バス停から登山口までは、なにげにに30分ちょい歩くことになる。
登山口からミツバ岳山頂までは、写真をバッシャバシャ撮りながらゆっくり行っても1時間。
ミツバ岳から権現山までも、1時間。
ここでお昼ご飯にして浅瀬入口へ下山。
コースタイムは4時間程度だ。

このコース、マジでトイレないから注意。私たちは途中の丹沢湖記念館でお借りしたけど…バスの人は新松田駅で済ませて来よう。
ルート情報 | |
行動時間 | 4時間50分 |
内、休憩 | 休憩60分 |
歩数 | 22,000歩くらい |
歩行距離 | 7.28km |
トイレの有無 | 無し(丹沢湖記念館が一番近い) |
温泉の有無 | 無し(徒歩で行ける温泉はない) |
体力度 | |
難易度 | |
また行きたい度 |
山行記録
今回はお仲間さんのご厚意に甘えて小田急線のとある駅で待ち合せ、車に乗せていただいた。
車中では終始お話をしていたため、道を全く覚えておらず、気付いたら丹沢湖だった。
登山口周辺にはトイレがないので、丹沢湖記念館に寄ってトイレを済ませる。
駐車場から登山口までは道路沿いを歩いて5分程だ。
丹沢湖を眺めながら歩く。
ぎょっ!
登山口…大渋滞してんだけど!
ミツマタ目当ての登山客が列をたしていた。
登山口。
登り始めって面白くないよね。
大好きな苔を見つけたので、一応撮ってみる。
この苔は超タイプ。
意外に傾斜がキツく、ふ~ふ~言ってる登山客も多い。
おぉ!ミツマタ!
可愛い。
こんなまん丸のも。
もう少し進むと、そこら中ミツマタだらけ。
一帯がミツマタの香りに包まれてる。
ミツマタ越しの丹沢湖。
晴れてたらもっと綺麗なんだろうな。
あっという間にミツバ岳山頂。
山頂もミツマタ天国だ。
ひとしきり写真を撮ったら、権現山を目指す。
この道もミツマタがたくさん咲いている。
権現山到着。
付近のベンチでお昼ご飯。
で、お腹も満たされ。
下山中はなんと写真を一枚も撮っていなかった…。
無事下山。
ここから駐車場まで道路沿いを歩くんだけど、えらい遠い。
ダラダラ歩いていたら、先に行っていたお仲間さん車でお迎えに来てくれるというな。
ナイスすぎる。
今回初めてのミツバ岳。
こんなにたくさんのミツマタを見るのも初めてだったので、最高だった。
これで青空が広がっていたらと…。
また来年、是非リベンジしたい。