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浅間山外輪山 黒斑山 初心者が行く絶景と感動の雪山登山

2019年3月上旬の平日夜。
雪山先生と酒を飲みながら山の話をしていたんだが、突然こんな話になった。

先生「今週土曜、めっちゃ晴れそうだよ。雪山行っちゃう?

てれ「え、マジで?え、マジで?え、今週!?」

言っておくが私は雪山はまったくもって未経験のひよっこである。
先日行った戦場ヶ原とはわけが違う。
それくらい私にだってわかる。

「サポートするよ」「アイゼン貸すよ」などと揺さぶってくる先生。

落ちたよね。割とすぐに。
以前からかなり興味はあったってのと酒の勢いで、もうなんか行く気満々に。

ということで、その後もう一名N姐さんを誘って先生おすすめの初心者向け黒斑山(くろふやま)へ行って来たので紹介したい。

<今回のメンバー>
てれってー、N姐さん、雪山先生の計3名。

浅間山とは

浅間山の噴火と山体崩壊

黒斑山の前に、まず知っておくべきなのが浅間山についてだ。

浅間山は長野県の軽井沢と、群馬県の嬬恋村の堺にある標高2,568mの活火山なのだが、厳密には浅間山とは西側の三ツ尾根山(黒斑山)、中央に位置する前掛山、その山頂にある釜山の総称したものである。

数万年前から活発に活動し、噴火と崩壊を繰り返して現在の地形となった。
というのも、最盛時には2,800m以上もの高さがある富士山型の巨大な火山だったのだそうだ。

それが24000年くらい前、大規模な山体崩壊が起き西側には現在の黒斑山のある馬蹄型のカルデラ(第一外輪山)が形成された。

そして平安時代の天仁元年(1108)、30億トンと推定される噴出物を伴う超ド級の大噴火が発生し、山頂付近のカルデラ(第二外輪山)が形成された。
これは過去1万年の浅間山大噴火の中でも最大規模だったと言われている。

また江戸時代の天明3年(1783)に起きた大噴火では、膨大な量の溶岩が嬬恋村方面に流れ出し、その形跡は現在鬼押し出し園として整備されている。
この噴火では群馬側を中心に多くの犠牲者を出し、死者1400人以上、倒壊家屋千棟以上にのぼった。
上の画像のように、このときの大量の溶岩流は現在でもハッキリとその痕跡を見て取れる。

黒斑山

浅間山の第一外輪山最高峰で、標高は2,404m。
24000年前の山体崩壊で残った西側の馬蹄型カルデラの部分ってことになる。

今回我々の目標地点が、この第一外輪山最高峰である黒斑山だ。
先生曰く、ここから見る浅間山がめっちゃ綺麗なんだとか。
胸が躍る。

ルート概要

浅間山の噴火警戒レベルなど最新情報を必ずチェックしてから出発すること。
火山活動の状況(浅間山)

今回は先生の車で。
高峰高原ホテルの駐車場スタート。

この日の噴火警戒レベルは1。

行きは展望の良い表コースを歩き、帰りは中コースで雪の森を一気に下る。

表コースは景色が開けたところをずっと歩けるので、登りの励みになるし気持ちが良い。
トーミの頭手前らへんで、軽アイゼンを装着。
先生にお借りしたのがこちら6本爪のやつ。
一から装着方法を教わってモタモタモタモタ…。

中コースは森を抜けるコースだが、これも雰囲気があって楽しい。
途中に開けたポイントがあり、そこの斜面で皆休憩を取っていた。
我々も今回のルートで初めて座って休憩を取ったのがここ。

下りはほとんど滑り降りた感じで楽しかった。

てれってー
てれってー

このルート上にトイレはなし。トレースはしっかり踏み固められてるけど、少しでも外れたら足ズボッてなるから。危険なのでお花摘みは×。

ルート情報
行動時間 4時間00分
内、休憩 休憩40分(アイゼン装着時のモタモタ含)
歩数 14,000歩くらい
歩行距離 4.96km
トイレの有無 駐車場のみ
温泉の有無 有(高峰高原ホテルで日帰り入浴可 500円)
体力度
難易度
また行きたい度

山行記録

今回は車で。
高峰高原ホテルの駐車場に停めてわちゃわちゃと準備し、出発。

車坂峠

車坂峠

車坂峠の登山届ポスト

登山届専用ポストもある。
数日前に雪が降ったみたいで、ふわふわ。

車坂峠

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登りは表コースから。
トレースはバッチリ。

黒斑山 表コース

晴れて日差しもあるからか、そんなに寒くない。
歩き始めて即効暑くなる私。(着すぎ)

黒斑山 表コース

表コースは割とすぐにこんな雄大な景色が望める。
最高だ!

黒斑山 表コース

初めての雪山…。
興奮が止まらない。

この近くで先生に借りたアイゼンを装着する。
アイゼンなんて初めて付けたけど…思ったより重みは感じない。(6本だからかな)
それより雪上歩きが格段に楽になるぞコレ。
アイゼンすごいな。楽しい。

黒斑山 表コース

ザクザク登る。

黒斑山 表コース

木々につららが…。
言わなかったけど、心の中でずっと木の鼻水みたいだなって思ってた。

黒斑山 表コースのシェルター

シェルターに到着。
中はどうなっているんだと覗いたけど、ただの空洞だった。

黒斑山 トーミの頭

トーミの頭に到着。
うぉ~!北アルプスくっきり!!
ずっとトーミってなんだろう、何かの動物とか架空の生物なのかなと思っていたけど、帰宅後しらべたら、遠くまで見えるという意味の「遠見」が由来なんだとか。

黒斑山 トーミの頭から見た浅間山

ついに浅間山が見えた。
なんという…なんとういう…
美しさ。(語彙力)
感動して口がポカーンってなっちまったわ。

黒斑山山頂へ

トーミの頭を過ぎると様子が一変する。
雪もより深く、道も狭くなる。
はぁ~素敵。

黒斑山山頂へ

木の鼻水も盛大になってきた。

黒斑山 山頂

着いた~!黒斑山 山頂。
ここで立ったままそれぞれパンなど行動食をむさぼって、早々に下山開始。(寒いからね)

同行のN姐さん。
雪にダイブするのが夢だったということで。
夢!実現しちゃおうよ!ってことで。

雪にダイブするところを記念動画に収めようとアシストする先生。
そんな二人を撮影しながら爆笑する私。

「いくよ~!」

爆笑でアングルの定まらない私。
優しく微笑みながら見守る先生。

この後、先生もダイブしてた。

めっちゃ楽しかった~!
雪山、このくらいのレベルだったらまた行きたい。

下山後、高峰高原ホテルの日帰り温泉を利用して無事帰宅。

今回、初めての雪山登山だった。
今まで「雪山」って言ったら「遭難」「滑落」「雪崩」「死」とかしか思い浮かばないほど恐怖の対象だった。

私なんかが行ってはいけないと、諦めていたのだ。
でも、心のどこかで「いつかは…」って気持ちも正直あり。

なので今回、先生も一緒だしってことでチャレンジしてみたわけだ。
雪山の登りは、歩きなれていないのもあって思った以上にしんどかったが、そんなの一瞬で吹き飛ぶくらいの雪景色。

私は今、確信していることがある。
来シーズンにはアイゼン買っちゃってるだろうと。

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しょうもないつぶやきが多め