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【苔の森】北八ヶ岳 白駒池・ニュウ・高見石周回 ご褒美ハイキング

2020年のお盆休み最終日。
あの蝶ヶ岳・常念岳縦走からわずか5日後、我々が向かったのは「まるでジブリの世界」とも例えられる北八ヶ岳、苔の原生林。

「常念では重い荷物背負って頑張ったから、ご褒美に好きなところ連れて行ってあげる」

神!神ですかアナタ!
ってことで私がこよなく愛する北八ヶ岳で、まったりご褒美ハイキングしてきたので記録に残したいと思う。

<今回のメンバー>
てれってー、Mさんの計2名。

北八ヶ岳の魅力

長野県と山梨県の間に位置している八ヶ岳。
主峰赤岳(2899m)をはじめ、荒々しい岩峰が連なる南八ヶ岳とは対照的に、北八ヶ岳はなだらかな山容で湖や苔の原生林が広がっており、お気楽なハイキングが楽しめる。

ちょっと色々あって疲れちゃった人とか、登山は無理だけど自然に触れたい、森を歩きたい人には超おすすめ。

白駒池と悲恋の伝説

北八ヶ岳の象徴とも言える白駒池は、標高2,100m以上の湖としては日本最大の天然湖である。
調べてみると、白駒池の名前の由来になっているいくつかの伝説があるようだ。
その中で私が最も気になった悲恋の物語を紹介する。

「白駒池の悲恋」(※文章はアレンジしてます)

その昔、佐久の麦草峠に大きな屋敷を構える長者が住んでいました。
長者は大勢の人を雇い、広い畑に作物を作らせたり山林の手入れをさせていました。

長者に雇われたある若者と長者の娘はここで出会い、言葉を交わすうちにいつしか深く愛し合うようになりました。
「私もうあなたなしじゃ生きていけない。」
「俺も。キミのいない人生なんて考えられないよ。」

それを知った長者は激しく怒りました。
「雇われ人のお前がわしの大事な一人娘と深い仲になるとは何事だ!この恩知らずめ!クソヤローが!」

そして長者は若者を追放してしまいました。
追い出された若者は行くあてもなく深い山の中へ姿をくらましました。

娘は嘆き悲しみ、幾日も泣き続けました。
彼を探しに行きたくても長者の目が厳しく叶いません。
ある日、ついに娘は長者の目をぬすみ屋敷を抜け出すことができました。

そして彼を追って深い山の中へ入って行きました。
山は生い茂り、昼でも暗く、鳥や獣の不気味な鳴き声が響きます。
それでも娘は彼に会いたい一心で道なき道を掻き分け、暗い森の中を何日も探し回りました。

「あの人はもう、もしかしたらこの世にはいないんじゃないか」

それならいっそあの世でもいい。彼にひと目会いたい。
娘は絶望し疲れ果て、大木の根元にもたれウトウトと眠ってしまいました。

そして目を覚ますと、一頭の白い馬が立っています。
白い馬は娘に言いました。
「私は白駒の池の精です。貴方の恋人は私の池の中にいます。会いたいなら私の背にお乗りなさい。」

彼が恋しくて会いたい一心で、娘は白い馬の背にまたがりました。
娘を乗せた白い馬は森の中を漂うように進み、やがて目の前が明るく開けました。
そこには豊かな水をたたえた池がありました。

「ここが私の池です。恋人に会いたいですか?本当に行っても良いですね?」
「はい、もちろんです。望むところです。」

娘がそう答えると、白い馬は娘を乗せたまま音も立てずに池の中に吸い込まれていきました。
白駒の池は、何事もなかったかのように青く、澄み渡っていました。

てれってー
てれってー

いや…ちょ…白駒池にこんな悲恋の物語があったなんて。原文は小梅町観光協会のWEBサイトをご覧ください。

長野県小海町観光協会公式Webサイト。小海町の観光スポットやイベント情報を始め、お食事処やおみやげ、宿泊施設等を紹介しま…

苔の原生林

北八ヶ岳に広がる広大な原生林には485種類もの苔が生息しており、苔愛好家の間では非常に有名なスポットである。

これが「まるでジブリの世界」と言われる由縁だ。
あの、なんか頭をカタカタしている白いやつとかいそうだし。
シシ神様とか現れてもおかしくない。

とにかくどこまでも緑でキラキラしていて、心が洗われること間違いなし。

ルート概要・トイレ情報

白駒池入口の駐車場(600円)を利用。

ここから徒歩20分のところに無料の麦草峠駐車場があるのでそちらを利用するのもおすすめ。
麦草峠は草原に佇む麦草ヒュッテが可愛くて外国みたいな雰囲気。
映える写真が撮りたいならご検討の程。
(ただし駐車スペースはあまり大きくない)

駐車場から白駒池までは15分。
青苔荘側のルートからニュウまでは苔の森を歩く。

ちょっと小高いニュウからは北八ヶ岳を一望でき、ならではの絶景を楽しむことができる。

そしてまた苔の森を歩いて、中山展望台でお昼ごはんを作って食べたり寝っ転がったり。

高見石小屋でもアイスコーヒーやコケモモジュースを飲んでまったりし、白駒池を経て戻るというお気楽極楽周回ルート。

途中八ヶ岳らしい岩がゴロゴロした登山道もあるのでトレッキングシューズが良い。

てれってー
てれってー

トイレは白駒池入口駐車場も高見石小屋もチップ制。小銭を持って行こう。

ルート情報
行動時間 6時間20分
内、休憩 約2時間
歩数 17,000歩くらい
歩行距離 7.84km
トイレの有無 有(駐車場・高見石小屋)
温泉の有無 有っちゃ有
今回我々は行ってないが白駒池から車で25分の所に「八峰の湯(ヤッホーの湯)」がある
体力度
難易度
また行きたい度

山行記録

白駒池入口駐車場の目の前からすぐにトレッキング開始。
白駒池入口

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白駒池周回ルートの分岐。
我々は行きは青苔荘側のルートから回ってニュウへ抜ける。
帰りは高見石小屋から下りてくるので反対側から周って戻る感じ。
白駒池周回ルート分岐

青苔荘。
小屋の横がキャンプ指定地になっている。
「ここのテント場いいねー!」
「ほんと。駐車場からすぐだし肉とか色々持ってきたくなるね!」
青苔荘

青苔荘を過ぎるともうこんな苔の森。
苔の森

ほんとキレイ。
苔好きとしては興奮で鼻息が荒くなるレベルで最高。
どこを見ても苔

白駒池。
池を見るならこちら側より反対側の白駒荘からの方が絵になるな…。
白駒池

突如現る、白駒湿原。
白駒湿原

マクロの世界。シャッターが止まらない。
苔は好きなんだが、苔の種類や名前は全くわからん。
そして微妙にピントが合ってねぇ…。

ニュウへ到着。
森の中に突然大きな岩が積み重なった場所になっていて、北八ヶ岳が見渡せる。
適度な高度感もあって最高に気持ちの良い場所。
ニュウ

ニュウ

足元はこんな感じ。
けっこうお腹がヒュンとくる。

ニュウからの絶景。

ニュウの三角点。
三角点

ニュウで20分ほど過ごし、中山展望台へ。
ここはニュウと違ってめちゃくちゃ広い。
人もそんなにいないし絶好のランチポイント。
中山展望台

中山展望台はデカめの岩がゴロゴロと広がった場所。
日陰が一切ないので日焼けしたくない女子にはキツいかも…。
景色も雰囲気も最高なので、私はニュウより好き。

Mさんは早々に寝転がって日光浴。
その間に私はお昼の支度。

お昼ごはんは焼きそば。
フライパンが大きくないので、1人前ずつ2回作った。
お昼の焼きそば

中山展望台で1時間以上まったりした後は、高見石小屋へ。
高見石小屋

ここでもアイスコーヒーとコケモモジュースを注文して30分以上いたかな。
高見石小屋は「揚げパン」が有名で美味しいんだけど、今回はお腹いっぱいなのでパス。
揚げパンいろんな味があって可愛くて美味しいのでおすすめ。
アイスコーヒーとコケモモジュース

帰りは白駒荘側から。
やっぱこの景色が白駒池って感じだよなー。
白駒池

感想・まとめ

テント泊装備で北アルプス縦走をしてきた後だったから一層、静かで神秘的な北八ヶ岳の森に癒やされた。
この辺は何度も来ていて、そしてまた何度でも来たい癒やしの場所だ。

白駒池から高見石までは人も多いが、ニュウや中山を周回する観光客はいないのでとても静かな時間を過ごせる。
のんびり森を歩いてちょっと登山気分も味わえるので、初心者を連れて行くのもおすすめ。

今回の装備

スカルパ クリスタロ

私のメイン登山靴。
めっちゃ軽いのにしっかり厚手のソールで、テント泊での縦走にも行けちゃう頼もしい相棒。

OSPREY(オスプレー) デイライト

日帰り用のザック。
このサイズのザックにしては珍しくレインカバーを内蔵し、背面側には独立したハイドレーションスリーブ。
私のは黒なのでタウンユースとしてもイケる。

PENTAX KP

てれってーの本気カメラ。
防塵防滴なので冬のアウトドアでも大丈夫!

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