緊急事態宣言が解除され地方への移動制限もなくなったわけだが、ようやく山に行けるぞー!と思いきや登山中のコロナ対策どうするかって話。
緊急事態宣言解除前から登山愛好家の中ではSNS等で色んな意見が飛び交って、あちこちで言い争いが勃発しているのを目の当たりにした。
そもそも今年は登山を自粛するべきなんじゃないかとか、山での感染リスクはそんなに高くないんだからきちんと対策した上で楽しめばいいんじゃないかとか、いやいやそもそも自分がウイルス保持者だったとしたら地方へ行ってバラ撒いてしまうかもと想像できないところが問題なのだとかな。
色んな意見があって当然である。
ちなみに私は緊急事態宣言及び移動自粛要請が解除され、医療機関の逼迫した状態が落ち着いたら近くの山から始めようと思っていたクチだ。
そんなわけで、私は6月から都内から出なくて良い奥多摩や高尾あたりの山に登っている。
そこでやはり気になったのはマスクの問題だ。
「登山中でもマスクを着用しましょう」と、山岳四団体のガイドラインにはそう書かれている。
登山中にマスクをするべきかどうかについても賛否あるが、うん、まぁそう言うなら着用する方向で考えてみようじゃないか。
ということで、登山中のマスクについて私の出した結論を記しておきたい。
公益社団法人日本山岳会は、1905年に設立され、会員数 5000名余、全国に33の支部が有り、アルピニズムから日本的な山…
実際みんなどうしてるのか
とは言え、実際のところみんなどうしてるのか。
6月からちょいちょい山に行って思った。
過半数の人、マスクしてない。
うん。だよね。わかってた。
考えてもみようよ、下界ですらマスクして歩くのツラくない?
しかも内側に熱がこもって暑いし不快でしかない。
これを登山中にしろってのが無理な話である。
実際は、私が見た登山者の6~7割ほどの人は何もしていない。
残り3~4割ほどの人は、ネックゲイターを着用している。
普通のマスクを着用していた人は、今まで数えるほどしかいなかった。
そりゃそうか。
私の出した結論
まず、登山中に普通のマスクを試してみた。(一応)
こんなもん着けてられっかー!ってなった。
予想通りである。
まず苦しい。そして暑い。汗でビッシャビシャになる。
馬鹿じゃないのと、暴言を吐くレベルで不快だ。
そして夏のアルプス稜線などを歩く際、日焼け防止に使用しているネックゲイターを検証。
着け心地を知っている分感動もクソもないが、まぁこれはいける。
多少ね、暑いけど。
登山でのマスクの代用はネックゲイターで決まりだ。
検証するまでもなく、わかってたけど。
おすすめのネックゲイター
モンベル「WIC.クール ネックゲーター」
今私が愛用しているのはこちらである。
抜群の通気性と吸水拡散性を備えたネックゲーターです。首元から目元まですっぽりと覆うことが可能で、炎天下でも効果的に日差しを遮ります。上部に設けた伸縮性を持つひもとコードロックでフィット感を調節することができ、鼻にあたる部分には樹脂製の芯を入れることでずり落ちを防ぎます。光触媒効果による消臭機能を備え、汗をかきやすい季節でもにおいを気にせず快適に着用できます。
生地の感じはとても良い。
苦しくなく通気性もバッチリ。
だが、ギューと締めないと落ちてきてしまうので頬が少々キツい。
緩めると今度はズレたり落ちたりするのが難点である。
あと外して首に下げた状態のとき、デローンってなってちょっと見た目が微妙。
Amazon’s Choic「冷感フェイスカバー」
登山ブランドのものではないのだが、気になっている商品。
amazonでの評価も良いし、デザインも普通にシンプルだしポチりたい。
【amazon評価】
生地がサラサラしており冷感素材のため、夏場でも使用できそうです。耳を出す穴の大きさも丁度良く、ずれ落ちることもないため使いやすいです。伸縮性が良くしばらく使用しても苦しくない所が気に入りました。
冷感なので、食事や飲み物を飲む時には首まで下げてストールみたいにして巻いておいても苦になりません。また、普通のマスクをした上から装着すると、よりマスクがフィットするので、メガネをかけていても鼻息で曇りにくくなるのもgoodでした。これから、暑くなっても毎日愛用できそうです。
汗をかいた状態でも、呼吸ができる状態でした。耳が出せるタイプなので、音も良く聞こえます。良い製品だと思いました
驚愕の399円 ワークマンのネックゲイター
今SNS界隈でちょっと話題になっているのが、ワークマンのネックゲイター。
お値段驚愕の399円。コスパ最強と噂のアイテムだ。
ワークマンのネットショップで検索してみたのだが、見つからなかったんだよな。
店舗も品薄らしいので、もしかしたら品切れなのかもしれない。
考えることは皆同じっつーことだ。
気になる人はワークマンへ行った際は探してみると良いかもしれない。
ワークマンのバフ→ネックゲイター買ってきました〜♪
右側のはちょっと高いですが、クール仕様になってるみたいなので、これからの季節に使えそう。 pic.twitter.com/lYD14c2CzH— さちこ@2021.4.11 ハパルアマラソン(開催されたら) (@19juillet) April 27, 2020
ワークマンでウエストポーチ税込980円とネックゲイター税込780円の2点を購入。値段も丁度よく👍
ジョギング用に重宝する予定🏃♂️ pic.twitter.com/lOH8EHmmLL— ryo (@PLagSLs9nYTFVH7) July 4, 2020
ワークマンで見つけた運動時のマスク代わり“ネックゲイター”が最高! https://t.co/EHF4pQUwYh
— 酒樽 蔵之介 (@KulasanM) July 7, 2020
今後の登山について
私は東京都民なので、感染者数が再び増加傾向にある今は様子をみつつ都内の山に登っている。
下山後の温泉や店での食事も今のところは我慢しているが、もはや何が正解なのかわからない。
もしかしたら気に入っている温泉やカフェに立ち寄ってお金を使う方がいいんじゃないかと思うこともある。
みんな色々思うことはあるだろうが、自分はどうするべきかは考えて行動したいとは思っている。