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  1. ボルダリング

鎖場苦手女がたった3ヶ月で克服 岩大好きになった理由​

2年位前までの私は、岩場・鎖場がかなり苦手だった。
もう、なんというかとにかく恐怖感が先に立ってしまうのだ。

八ヶ岳・赤岳では、私があまりにも危なっかしかったのか知らないお兄ちゃんがめっちゃアドバスしながら核心を抜けるまで付いてくれたこともあった。

そんなヘタレの私。
でも、登ってみたい山がたくさんある。

やはりそのためには岩場での恐怖を克服しなければ。
足腰は強くなったし、そろそろ勇気を出して行ってみようと。

そう、あのやたらとんがってて岩場が多いって噂の乾徳山へ。

乾徳山は、山梨県にある標高2,031mの山で、岩場が多数ある。
中でも山頂直下に立ちはだかる20mものほぼ垂直な岩壁が有名だ。
で、実際乾徳山登ってみたわけなんだが。

てれってー
てれってー

なにあの山頂直下の垂直壁…ヤバいっしょ。あんまり怖くておなら出ちゃったわよ。

見て欲しい、この絶壁。
乾徳山 山頂直下の絶壁

見て欲しい、このへっぴり腰。
乾徳山 山頂直下の絶壁を登る様子

もうここまで登っちゃうと、もはや降りることも出来ず上へ行くしかなくて。
膝は打つし、無理な動きでどっかの筋は痛くするし、怖いし。
一応上まで登れたけど、ボロボロだ。
なんだこの敗北感は。

あぁ情けない。
もう少しまともに登れると思っていたのに。

このままでは憧れの穂高なんか夢のまた夢である。
どうしたら岩場・鎖場を克服できるのだろうか。

ということで、ボルダリングをやってみることにしたのだ。

ボルダリングとは

ボルダリングのウォール

ボルダリングは2020年オリンピックの正式種目に採用されてから、メディアでも取り上げられることが増え昨今ジムも増えてきている。

正式には、採用されたのは「スポーツクライミング」という名称のスポーツである。
スポーツクライミングは、人工壁に取り付けられたホールドというデコボコした突起物を手で掴んだり足場にしたりして登り、高さやスピードを競う。

スポーツクライミングには3つの種目がある。
それが、「ボルダリング」「リード」「スピード」だ。

「リード」「スピード」は安全の為ロープを付けて高さや登るスピードを競うのだが、あの壁の高さを見ただけでお腹がヒュンってなる。

初心者がいきなりできるようなものでもない。

で、5m以下の壁をロープなしで登るのが「ボルダリング」で、ジムも多く初心者でも気軽に始められる。

そもそもボルダリングはロッククライミングの一種なわけで、岩場・鎖場の苦手克服になるんじゃないかと期待したのだ。

岩場で「三点支持だよ~」とか言われても、恐怖でそれどころじゃなくてちょっとパニック起こしてたからな。

まぁ私の場合、とりあえず落ち着けって感じなんだけど。

ボルダリングのルール

ルールはとても単純で、課題と言われるルートセットがあり、決められたホールドだけを使用して完登する。

ジムでの課題はグレードで分けられ最も易しい10級から、意味がわからないレベルで難しい1級(それ以上は段)まである。

10級~7級くらいまでは足は自由、6級以上は足の置き場も限定される。

ジムによってグレード分けや難易度に違いはあるが、大まかにはだいたいそんな感じ。

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やってみた感想など

ボルダリングを始めたのは、2017年の秋。
夏山シーズンも終わり、つまららくなる頃だった。

ちょうどボルダリング一緒にやってみない?って誘ってくれる人がいたので、思い切ってチャレンジしてみることに。

それから現在、ボルダリングを始めて1年以上経過したが、見事にハマっている。
といっても、夏の間はアホみたいに毎週末山ばっか登ってあまり通えてはいないが。

でも初めて体験したその日からハマれたわけではない。
実は初体験のとき、3回くらい登っただけで腕がパンパンになり心が折れた。
マジでってくらい速攻で腕に力が入らなくなって、ヤバいくらい手が震えた。
自分の筋力のなさに震えた。

でも、翌週もう1回行ってみた。
今度は高さへの恐怖に襲われ、心が折れた。
高っ!怖っ!
てか、こんなん岩登りに役立つの!?
意味なくね?意味ないよね、うんうん。
無理だわ、向いてないわ私。
ボルダリング、やめよう。

でも、翌週もう1回だけ行ってみた。
クリアできなかった課題が毎晩頭をよぎって。
悔しくて、あの課題だけクリアしてやめようと。
何度もイメージして。
そうしたら、難なく一発クリア。

あっら!?
ぎゃーーーーーーーー!!
すごくなーーーーーい!?

ヤッバ…楽しいかも。
もっと登れるようになりたいと。

それから趣旨をすっかり忘れて壁の虜になってしまったわけだ。

いやボルダリング、やってみるとすごく奥が深い
やみくもに登ろうとしても登れないのだ。
ただ手を伸ばしても、次のボールドに手が届かないのだ。

そこで必要になってくるのがムーブというテクニック
いろんなムーブがあるのだが、これをモノにするのが難しい。
でもできると超気持ちいい。

で、1年以上も経過してさぞツヨくなっただろうと思われるかもしれないが。
未だ6級あたりでくすぶっている。
成長が遅すぎるというな…。

先日ジムで会った人に「部分的にはうまいんだよなぁー」と残念な顔で言われた。

少なくとも週1以上で通わないと成長は難しいと言われる。
私の場合、特に最近は通える頻度が極端に減っている。

最近は、上達よりも感覚と筋力の維持を目的に楽しくやっている。
(本音は5級くらいまではいきたい…)

岩場で効果を実感

実を言うと、ボルダリングを始めてからしばらく、コレ本当に岩場で役に立つのかと疑問だった。
季節的に登山はシーズンオフだったこともあり、ただ面白いから続けられていたってだけで。

効果を実感したのは、始めてから3ヶ月程経って久々に山に行ったときだ。

ちょっとした岩場があったのだが、特に意識せずに落ち着いて安定して登ることができた。
基本姿勢というか、岩を登る際の身体の使い方が身に付いたのだと思う。

以前はガチガチに鎖を掴んでへっぴり腰だったのが、鎖は補助としてほとんど手と足で落ち着いて登れるようになったのは大きな進歩だ。

その後もちょっとした岩場がスリリングで楽しいという山に行ったのだが、ここで確信したのだ。
完全にこれボルダリングの動きじゃん。

すごい…わかる…身体が動く…私、登れてんじゃん。
なにこれ超楽しいんですけど!

感動したわ~。

あんなに苦手で怖かった岩場が、今では大好物となっている。
特に岩壁を降りる動作が確実に上手くなったと思う。

これはボルダリングで完登した際、飛び降りるのではなく地面までクライムダウンするように意識していたことが大きいだろう。
完登できるとテンション上がってるし、腕も疲れているので飛び降りたくなってしまうのだが、そこをグッと堪えクライムダウン。
岩場の特に下りが苦手な人は、クライムダウンも練習だと思って意識すると良い。

まだまだ激しめの岩場のある山へは挑戦していないが、去年夏は西穂高の独標まで行って、すっごく楽しかった。
もっと先へ行きたいと思った。

今年はもう少し高難度の岩ルートに挑戦みたいと思っている。
で、やっぱりいつか槍の上に立ちたい。

まずはヘルメット買わなきゃ…。

なので、岩場・鎖場がちょっと苦手だなって人はボルダリングをおすすめする。
上級を目指してガチでやらなくても、十分効果はあると思うのだ。

それに、登山ではあまり使わない上半身(二の腕や背中)に筋肉が付いて引き締まるし。(マジ)

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